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勃起不全治療薬の種類と効果の違いについて

悲しい男性

1990年年代前半に狭心症の薬として開発された薬剤は、臨床試験の結果が思わしくなく、この薬を服用している患者からの回収を図りましたが、勃起機能が僅かながら回復したとの報告を受け研究が継続されました。
この結果1997年に米国で世界初の勃起不全治療として承認を受け、翌1998年に発売され世界中から注目される存在となりました。
その後勃起不全治療薬は2種類が追加され現在は3種類となっています。
日本では勃起不全治療自体が自由診療領域に入るため当然治療薬も健康保険の適用は受けませんが、医師の処方が可能であり、個人で合法的に購入する事も可能です。
勃起不全のメカニズムは男性が性的刺激を受けると脳から信号が送られ一酸化窒素の放出によりペニスの中でサイクリックGMPが増加し血管が拡張し海綿体に血液が流入する事により起こります。
因みに性的興奮状態が治まると酵素ホスホジエステラーゼ5の働きにより怒張したペニスは元に戻ります。
冒頭の治療薬は何れもサイクリックGMPを無効化するホスホジエステラーゼ5の働きを阻害する事で勃起不全状態を改善させる点で同じ薬理作用を持ちます。
違いはそれぞれの薬剤の添付文書によると、効き目の時間に若干の相違があることが分かりますが、3剤共に同じ条件の下で検証を行っておらず、客観的に見て甲乙つけがたいのが正直なところです。
ただ3種の内の最後発品に関しては持続時間に一日の長があります。
他の2薬剤が4時間程度であるのに最後発品は36時間持続性がありこの点大きな違いがあります。
しかしながら勃起不全は多分に精神面が大きく影響していると言われる症状であるが故に薬の効果も個人によって大きく異なります。
使用に際しては専門医の診断を仰ぎ自分の体質にあった薬を選択してかかることが必要です。